耳垂裂
概要
耳垂裂とは、耳たぶが裂けてしまった状態のことです。
ピアスが引っ張られたとき、強い力が加わったとき、または先天的な形の問題が原因となることがあります。
一度裂けた耳たぶは自然には元に戻らず、整った形に治すには手術が必要です。
傷あとやくびれが残らないように、耳たぶの形に合わせて丁寧に修復します。
原因
耳垂裂の主な原因は以下です。
- ピアスのトラブル(引っかけ・重いピアスによる裂傷)
- 外傷(強い衝撃・スポーツ・子どもの引っ張り)
- 先天的な形や裂けやすい組織
- 徐々に穴が広がり、最後に裂けるタイプ
ピアスが原因のものが最も多く、長い年月をかけて徐々に裂ける場合もあります。
症状
- 耳たぶの穴が広がってきた
- 耳たぶが途中まで裂けている
- 完全に耳たぶが分離した
- ピアスをつけると痛い・引きつれる
- 見た目が気になる
どの段階でも治療が可能です。
診察・診断
診察では以下を確認します。
- 裂けた部分の大きさ・形
- 瘢痕(傷あと)の硬さ
- 皮膚の余裕
- 左右のバランス
耳たぶは個人差が大きいため、裂け方に合わせて治療方針を決めます。
治療方法(手術)
耳垂裂の治療は 日帰りの手術 で行います。
手術は局所麻酔で行い、痛みは最小限です。
治療は以下のような流れで行います。
- 裂けた部分の余った瘢痕を整える
- 耳たぶの形が自然に見えるように皮膚を調整する
- ひきつれやくびれが出ないように縫合する
裂け方や皮膚の状態に合わせて、複数の形成外科的手技を組み合わせます。
(具体的な術式名は患者さんごとに異なるため、個別の診察で説明します。)
所要時間:片側 約30分〜1時間程度
術後の流れ
- 当日からシャワーは可能(耳を濡らさないように注意)
- 抜糸は約1週間前後
- 赤みは数週間で落ち着きます
- ピアスの再開は完全に落ち着いてから(目安:1〜3か月後)
再発予防
- 重いピアスは避ける
- 引っかかりやすいデザインを控える
- スポーツ時などは外す
再度同じ位置にピアスを開けることも可能ですが、皮膚の状態を見て時期を判断します。
当院の特徴
- 形成外科専門医による丁寧な修復
- 裂け方に合わせた自然な形の仕上がりを重視
- 傷あとが目立ちにくい縫合
- 日帰り対応で、短時間の手術
- ピアス再開のタイミングもサポート
耳たぶの裂けは見た目にも影響しやすく、お困りの方が多い症状です。
気になる方はお気軽にご相談ください。
