男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症(AGA)とは
男性型脱毛症(AGA)は、思春期以降の男性に多くみられる脱毛症で、
前髪の生え際や頭頂部から徐々に薄くなるのが特徴です。
主な原因は、男性ホルモンの一種である DHT(ジヒドロテストステロン) によって毛周期が短縮し、
髪が十分に太く・長く成長する前に抜けてしまうことと考えられています。
進行性の脱毛症であるため、早めに治療を始め、継続することが重要です。
当院のAGA治療方針
当院では、男性型脱毛症に対して
フィナステリド、デュタステリドを中心とした内服治療を基本に診療を行っています。
いずれも、DHTの産生を抑えることで
毛周期の短縮を防ぎ、脱毛の進行を抑えることを目的とした治療です。
フィナステリド内服
フィナステリドは、
Ⅱ型5α還元酵素を阻害し、DHTの産生を抑える薬です。
- AGA治療として長く使用されている薬剤
- 抜け毛の進行を抑える効果が期待できます
- 継続内服により、現状の毛量を保つことを目的とします
デュタステリド内服
デュタステリドは、
Ⅰ型・Ⅱ型の両方の5α還元酵素を阻害する薬です。
- より広い作用でDHTを抑制します
- フィナステリドで効果が不十分な場合に選択されることがあります
- 医師の判断のもと、適応を検討します
治療についての考え方
AGA治療は、
「発毛を実感する治療」ではなく、「進行を抑える治療」が基本です。
- 効果の現れ方には個人差があります
- 数ヶ月単位での継続が必要です
- 中止すると、徐々に元の状態へ戻る可能性があります
年齢、進行度、家族歴、副作用リスクなどを踏まえ、
無理のない治療プランを相談しながら決めていきます。
こんな方に相談をおすすめします
- 生え際や頭頂部が気になり始めた
- 抜け毛が増えたと感じる
- 家族に薄毛の方がいる
- 市販の育毛剤で効果を感じなかった
「まだ大丈夫」と感じている段階でも、
早期相談が治療選択肢を広げることにつながります。
