女性型脱毛症(FAGA)
女性男性型脱毛症(FAGA)は、女性にみられる加齢や体調変化に伴う脱毛症で、
頭頂部や分け目を中心に、全体的に髪が細くなるのが特徴です。
男性のように生え際が大きく後退することは少なく、
「分け目が目立つ」「髪のボリュームが出にくい」といった変化として自覚されることが多くなります。
FAGAの背景
FAGAは、
女性ホルモンの低下やホルモンバランスの変化を背景に、
相対的に男性ホルモンの影響が強くなることで起こると考えられています。
加齢のほか、以下の要因が関与することもあります。
- 出産・授乳後のホルモン変化
- 更年期
- 強いストレスや睡眠不足
- 過度なダイエット
- 貧血、甲状腺疾患などの内科的要因
当院のFAGA治療方針
FAGAは原因が一つではなく、
"発毛環境の低下""毛周期の乱れ""全身状態の影響"が複合的に関与します。
当院では、ミノキシジル外用を軸にしつつ、状態に応じて複数の治療を組み合わせる方針で診療を行います。
一つの治療に限定せず、
年齢・脱毛の進行度・背景因子を踏まえて治療内容を調整します。
主な治療の考え方
ミノキシジル外用
- 毛包や毛周期に作用し、発毛をサポートする外用治療
- FAGA治療の基本となる選択肢の一つです
必要に応じた内科的評価
- 貧血
- 甲状腺機能異常
- 栄養状態や体調変化
- などを確認し、脱毛の背景因子を整理します。
生活習慣・背景因子への対応
- 出産後や更年期など、ライフステージに応じた対応
- 過度なダイエットや睡眠不足の是正
- 必要に応じて内科・婦人科への併診提案
治療についての考え方
FAGAの治療は、
短期間で劇的な変化を求めるものではなく、時間をかけて改善を目指す治療です。
- 効果の実感までに数ヶ月を要することがあります
- 継続が重要です
- 体調や生活環境の変化に応じて治療内容を見直します
「これしかできない」という治療ではなく、
経過を見ながら調整していく診療を重視しています。
こんな方に相談をおすすめします
- 分け目が目立つようになってきた
- 髪が細く、ボリュームが出にくい
- 出産後や体調変化をきっかけに抜け毛が増えた
- 年齢による変化か病的な脱毛か判断がつかない
FAGAは早期に対応することで、
進行を抑えやすい脱毛症の一つです。
